前回の続きです。
家屋解体・解体工事の流れについて、お客様が施工前に準備しておくと便利な内容になっています。
⑦各種必要な手続きを行う
解体工事を行う場合、事前に関係機関に申請や届出が必要です。
これらの手続きが事前に行われていないと、工期が遅れるなど解体工事に
大きな影響を与えることがあります。
必要な手続きをしっかり確認しておきましょう。
★道路使用許可申請
解体工事では重機や資材の搬入・搬出が必要になるため、道路を使用することがあります。
そのため、警察署長宛に道路使用許可申請を行います。
★建設リサイクル法
特定建設資材(コンクリート、アスファルト、木材等)を使用した
床面積80㎡以上の建物を解体する場合が対象です。
工事開始の一週間前までに分別解体計画書などを都道府県知事に提出し、申請を行います。
★建設工事計画届
高さ31m以上の建物を解体する場合には、建設工事計画を提出する必要があります。
★アスベスト除去に関する届出
大気汚染防止法により、建物を解体する際にはアスベスト(石綿)の飛散防止のために
届出や作業基準の遵守、近隣への周知が義務付けられています。
★ライフラインの撤去
工事に入る前に、施主はライフラインの停止や撤去の手続きを行う必要があります。
電気や電線は、解体工事中に事故が起きないように停止だけでなく撤去も必要です。
電力会社に電話で解体工事の旨を伝え、電気の停止と電線の撤去を依頼します。
電気を停止する住所、契約者名、連絡先、お客様番号(メーター番号)を伝えると
スムーズに手続きが進みます。
電話やインターネットは、連絡のみの場合と回線の撤去が必要な場合があるため、
早めに連絡することをおすすめします。ガスも電気と同様に、工事中に事故が起こらないよう
確実に停止が必要です。水道は撤去ではなく精算手続きを行います。
解体工事中は散水が必要なため、水道の停止は工事終了後に行ってください。
※事前に(業者負担、お客様負担)水道代の負担者を確認し、適切な手続きを行いましょう。
⑧近隣への挨拶
解体工事の内容や工期が決まったら、近隣に事前に説明し、挨拶回りが必須です。解体工事は細心の注意を払いながら進められますが、騒音や振動、粉塵、ホコリ、車の往来などで迷惑をかけることがあります。基本的に株式会社サンライズが挨拶回りを行いますが、お客様も一緒に挨拶すると近隣の方々の安心につながり、クレーム防止にもなります。
⑨解体工事開始
解体工事が始まったら、要望通りの解体が行われているか、
近隣への配慮がなされているかを定期的に確認しましょう。
解体工事が終わった後には、期限内に建物滅失登記の手続きが必要です。
工事中に事前準備をしておきましょう。
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いかがでしたか?
解体工事での事前準備は多岐にわたりますね。
知らなかった方も多いのではないでしょうか?
ご参考になれば幸いです(^u^)