こんにちは。
今日は、シャッターの解体費用の相場や作業の流れなどについてお話いたします。
シャッターの耐用年数について
シャッターには手動タイプと電動タイプがあり、どちらも特徴的な耐用年数を持っています。それぞれの寿命は以下の通りです。
- 手動タイプ: 約10年
- 電動タイプ: 約15年
しかし、この寿命は設置場所や使用頻度によって異なります。たとえば、海の近くに設置している場合、塩害により耐用年数が短くなることがあります。また、手動タイプの場合、年数が経過していなくても、使用者によっては開閉が重くなったり、動きに不具合が出ることもあります。年数にとらわれず、異音や動作不良が感じられたら、無理に使い続けずに専門家に相談することをお勧めします。
シャッターの解体作業は自分でできるか?
コスト削減を目的に自分でシャッターを解体したいと考えるかもしれませんが、シャッターは多くの部品で構成されており、仕組みを理解していないと危険です。適切な道具と知識がないと、事故を引き起こす可能性もあります。そのため、基本的にはプロの解体業者に依頼する方が安全です。
解体を自分で行わない方が良い理由は、以下の通りです。
- 重い部品が多い
シャッターに使われる部品はかなり重く、落下して怪我をする恐れがあります。また、高所にある部品も多いため、作業経験がないと危険です。 - 巻き込み事故の危険
シャッターにはシャッターバネという大きなバネがあり、これに体の一部が巻き込まれると、重大な怪我を負うことがあります。
シャッター解体の流れ
シャッターの解体は、メーカーや種類、設置場所によって異なりますが、一般的な流れは以下の通りです。
- 業者を選ぶ
信頼できる解体業者を選ぶことが重要です。 - 施工内容の確認
シャッターの構造や施工内容を確認し、作業がスムーズに進むよう準備します。 - 安全確認と取り外し
作業エリアを確認し、安全を確保した上で、シャッターのパネル部分を取り外します。 - 骨組みの解体
シャッターの骨組みやガイドレールなどを切断し、解体します。 - ボルトの取り外し
コンクリートに埋め込まれたボルトを取り外します。 - 現場の清掃と廃棄物処理
作業終了後、現場を清掃し、不要な廃棄物を処理します。
シャッター解体にかかる費用
解体作業の費用相場は、約5万円前後です。しかし、シャッターの大きさや種類によって費用が変動するため、あくまで目安として考えてください。正確な費用については、業者からの見積もりを取得して確認することが重要です。
費用が変動する要因
以下の点が費用に影響を与えます。
- メーカー
- シャッターの大きさ
- 素材(スチール、アルミ、ステンレスなど)
- シャッターの種類(手動、電動、防火、防犯など)
また、業者の繁忙期に依頼すると費用が高くなることもあります。
解体業者に依頼する際の注意点
業者に依頼する際、以下のポイントを抑えておくと良いでしょう。
- 複数の業者に見積もりを依頼する
費用や工事内容を比較するために、2〜3社から見積もりをもらいましょう。 - 作業環境を整えておく
現場周辺に物が散乱していると作業が進められません。事前に片付けておきましょう。
シャッターの定期的なメンテナンス方法
シャッターを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが大切です。主に以下の方法を実践しましょう。
- ゴミや汚れを取り除く
シャッターのガイドレール部分に汚れが溜まりやすいので、定期的に乾拭きや水拭きで掃除をしましょう。 - シリコンスプレーを使う
シャッターがスムーズに開閉しない場合、シリコンスプレーをレールに吹きかけると良いでしょう。これにより、ホコリが付きにくくなり、動きが改善されます。
まとめ
シャッターの解体を自分で行うことは非常に危険ですので、専門の業者に依頼する方が安全です。シャッターの寿命は手動で約10年、電動で約15年ですが、使用状況や設置場所によって異なる場合があります。異音や不具合が発生した場合は、早めに業者に相談することをお勧めします。また、解体費用は5万円前後が相場ですが、種類やサイズによって変動しますので、複数の業者から見積もりを取り、費用の内訳を確認してから依頼するようにしましょう。
解体工事についての相談やお見積りは、ぜひ「ユニクラス」へお問い合わせください!